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Home研究会活動 お知らせ(日付順) 》新学術領域研究第第2回国際シンポジウム
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研究会活動 お知らせ(日付順)

新学術領域研究 第2回国際シンポジウム
ユーラシア地域大国の政治比較:中国、ロシア、インド、トルコ



 本シンポジウムは、自由化、グローバル化が進行する中で、政治変化のダイナミズム、価値理念の再編、体制移行の実態を明らかにすると同時に、地域大国の政治比較の方法論を模索しようとするものである。まずパネル・ディスカッションでは、3人の基調講演者が中国の改革開放、旧ソ連のペレストロイカ、インドの自由化の流れを中心に、地域大国の政治において何が変わり、何が変わらないのかを分析する。それを受けて、本新学術領域研究を推進・またはそれに関与する研究者が、ユーラシア地域大国を比較研究する方法論的・実践的問題について議論する。第1セッションでは、伝統社会の解体、社会関係の再構築と基層権力構造の変動に関する分析が、比較の視点を通して行われる。第2セッションでは、宗教政治の動向、文化の衝突と民主化に関する地域的な努力が取り上げられる。第3セッションでは、経済発展や市場化を背景とする中産階級の台頭とその政治的意味、階級の再編・格差による社会衝突の実態を明らかにする試みが行われる。


日時: 2009年12月12日(土)—12月13日(日)
場所:

法政大学市ヶ谷キャンパス、外濠校舎S405【地図

題目: ユーラシア地域大国の政治比較中国、ロシア、インド、トルコ
言語: 日本語、英語(日英同時通訳あり)
主催: 新学術領域研究「ユーラシア地域大国の比較研究」
共催: 北海道大学スラブ研究センター、法政大学中国基層政治研究所
早稲田大学現代中国研究所、北海道大学GCOE「境界研究の拠点形成」
後援: 地域研究コンソーシアム
   
参加をご希望の方は、eurasia1212*gmail.com(*は@に変えご使用ください)に、氏名(ふりがな)、所属、12日夜の交流会参加の有無(会費2,000円)をお書き添えの上、お申し込みください。
 
プログラム:
 
 

12月12日(土曜日)


13:30-13:45 開会式


13:45-15:30
基調講演「地域大国の政治の流れをどう捉えるか?」

司会:唐 亮
報告:塩川伸明(東京大学)
「ペレストロイカ・冷戦終焉・ソ連解体:20年後の地点からのパースペクティヴ」
 中兼和津次(青山学院大学)
「経済体制移行の比較研究:社会主義国はなぜ資本主義に向かって脱走するのか」
 絵所秀紀(法政大学)
「インド経済台頭の衝撃:開発の政治経済学の再検討に向けてー」


15:30-15:45 休憩


15:45-17:45
ラウンドテーブル「地域大国の政治をどう比較するか?」
地域大国の比較研究は「何」を目指して、どのように行われるべきか?地域大国比較研究の先行プロジェクトの経験を踏まえながら、地域社会、コミュニティ、開発モデル、エリート、ガバナンスを中心にどのような領域は比較可能か、いかなる手法で比較研究を行うか?それぞれのフィールド、ディシプリンをもつ地域研究者は共同作業に当たってどのように連携を行うか。基調講演、司会者の問題提起を踏まえ、パネル・ディスカッションを行う。
司会: 毛里和子(早稲田大学)

パネリスト: 近藤則夫(日本貿易振興会アジア経済研究所)
天児慧(早稲田大学)
高原明生(東京大学)
松里 公孝(北海道大学)


18:00-20:00 レセプション



 

12月13日(日曜日)


10:00-12:00
第1セッション「近代化と民主主義のためのサブナショナルな単位:ロシア、中国、インドの村社会とNGO」
地域大国の近代化と民主化のためには国レベルの政治体制・政策のみを見ていたのでは不十分であり、サブナショナルな政治単位が重要ということは研究者の合意事項となっている。そのうえ、これら諸国の農村もNGOも、かなり類似した問題に直面し、その状況を統一した基準で評価しやすいという点では、本比較プロジェクト全体に貢献する研究対象である。本セッションでは現地調査に熟達した報告者の問題提起で具体性の高い比較を行うことをめざした
司会: デヴィッド・ウルフ(北海道大学)

報告: トミーラ・ランキナ(ド・モンフォール大学、イギリス)
「ロシアとインドのサブナショナル民主主義を規定する諸要因:
 分析の予備的枠組み」
田原史起(東京大学)
「指導者、代理人、それとも傍観者?中国とロシアの農村における
 ガヴァナンスと公共財」
光磊(サンディエゴ大学、アメリカ)
「社会紛争と紛争解決の政治学:地方における国家・社会関係の中印比較」

討論: 家田修(北海道大学)


12:00-13:15 昼食


13:15-15:15
第2セッション 「偉大さへの鍵。地域大国の宗教政治」
およそ宗教ほど政治的なものはない。そして21世紀世界は宗教性を刻々強めている。地域大国もその例外ではなく、中国の新彊問題、ロシアのチェチェン問題、インドにおけるヒンズー教とその他の宗教の闘争、そしてトルコにおけるイスラーム主義の高揚など、地域大国の今後を占う上で宗教政治は重要な試金石となっている。
司会: 宇山智彦(北海道大学)

報告: ダニエル・ペイン(ベイラー大学、アメリカ)
「正教例外主義とアジア的価値:ロシアと中国の人権理解の比較研究」
(クリストファー・マーシュおよびジョナサン・ミズタと共著)
松里公孝(北海道大学)、澤江史子(東北大学)
「非アラブ諸国におけるイスラーム教会論:ロシア、トルコ、中国」
三輪博樹(中央大学)「南アジア地域における民族・宗教紛争と外交政策」

討論: 飯塚正人(東京外国語大学)


15:15-15:30 休憩


15:30 -17:30
第3セッション「社会階層の再編と社会的亀裂」
地域大国は経済開発を進め、国民の生活は底上げの形で改善されつつあるが、開発の成果は必ずしも平等に配分されていない。ロシア、中国、インドでは、階層の再編は何によって、どのように行われているか、社会的亀裂は社会秩序と政治に安定にいかなるインパクトを与えているか、各国政府はどのように対応しようとしているかを分析する。
司会: 唐亮(早稲田大学)

報告: ヴァムシ・ヴァクラブハラナム(ハイデラバード大学、インド)
「階級は重要か?中国とインドにおける階級構造と不平等の昂進」
林裕明(島根県立大学)
「ロシアの中間層-構成と価値観に見る多様性」
園田茂人(東京大学)
「中国、インド、ロシアにおける社会的不平等の認識の違い:
 2008年アジア。バロメーターの比較分析」

討論: 菱田雅晴(法政大学)


17:30 -17:40 閉会式

   
詳しくはスラブ研究センターホームページをご覧ください。



(2009年11月13日掲載)

 
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